不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

2020-01-01から1年間の記事一覧

物置に見つけた15年前の日記!

我が夫は単身赴任歴6年overだ。 結婚当初から夫は出張がちで一年のうち半分以上不在という生活だったから 延べ日数でいったら恐らく結婚生活の半分以上を別居していることになるであろう。 そんなわたくしたち夫婦に会話がなくなってしまったのは 元・不登校…

はい、ク〇バ〇ア頂きました!はじめてのクソババア記念日

クソガキ、と言われたあの頃。 そしてクソババアと言われた今日までの間には、 結構な時間が流れていた。 先ほど運転中のわたくしに向かって すれ違いざまの運転席から吐き出された唾とクソババア・・・。 正しくはこうだ! おらぁクソババア~っ、朝からヘ…

焼肉屋に連れて行ってあげればよかった

昨日の日曜日。 クローズしていた焼き肉屋が営業を再開し、いい匂いが漂っていた。 「やっきにっく、やっきにっく!」 パパに手を引かれ、スキップしながら入店していく男の子。 ガラス越しに見える店内は、かつての賑わいを取り戻したこのよう。 子供がいる…

ラケット3本、自転車2台。どして?

30有余年も昔の話になるが、 高校に入ったら、硬式テニス部に入ろうと決めていた。 しかし入部に際してはラケットやシューズ、ジャージ類やポロシャツと、 たくさんの道具を準備しなければならず。。。 貯金を切り崩して制服やら何やらを準備して わたくしの…

ドーナツを買ってあげればよかった

月末は銀行巡りだ。 道すがら双子ちゃんを連れたおじいちゃんとすれ違う。 かっこいいマスクを着けて颯爽と歩く若いママが、前抱っこの赤ん坊の素足をさすっている。靴下を片方どこかで落としてしまったようだ。 大げさにはしゃいで声をあげるパパの顔を見上…

今は神奈川にこないで・・・

今日は実家サポートの日であったが、両親が頑なにわたくしの来訪を不要と主張するので、ならばそれでは、と庭掃除に徹した。 なんでも実家のある海辺の町は不要不急なドライブで大混雑。 国道沿いの電光掲示板には・・・ だから来ないで、と。 温かい午前中…

公園のあずまやで母でも妻でも介護する娘でもなけれゃ何者なんだろ?と自己を考えた

仕事上がりの帰り道。 あろうことか自転車でコケてしまったわたくし! 車道を走行中、歩道の縁石にタイヤが当たりスリップ。 お他所の敷地内にダイブしてしまったのだ。 それはもう、ド派手に・・・。 膝からは流血。 手のひらを食い破った小石が隆起してい…

中学生でもなく高校生でもないんです、そんなこと言わせないで!

信号待ちをしていたら 縁石を乗り越えられなかった自転車が倒れてきた。 「ごめんなさいごめんなさい」 早口で謝る自転車の主はジャージ姿の女子。 激しくコケた拍子に開いたのか膝に穴が開いている。 「け、ケガは無い?」こちらの心配をよそに彼女が発した…

息子リリース完了!脱力からのチョット泣いていいスか?

往復2000キロの距離でした。 息子を進学先の学内寮に無事リリースしてきました。 このような状況のなかで、もしかしたら入学式の後、 帰宅命令が出るかもしれないと思い、覚悟も準備も八分目くらいの状況で臨みました。 しかし、無事に息子を新しい環境…

神様!ご先祖さま!お願い!!!

どうかどうか!未来を見据えて歩き始める息子の心をサポートしてくだされ!困難に立ち向かう勇気と共にあってくだされ!どうか、どうか!!!明日、学内寮に息子を置いて緊急事態宣言が出ている自宅に戻る。息子は2週間の隔離のあと、健康にお墨付きを貰った…

oyoyo!かりゆしが貼り付けられていた

www.youtube.com 夜な夜な日々の愚痴をキーボードで叩きつけてきた。 書いてやるっ! そして今日も叩きつけたい思いを吐きそうになりながら(失礼) 勢い込んでキーボードに向かうと、 既に下書きに貼り付けられていた歌。 かりゆし58の歌だ。 息子がわた…

この家で独居か!さらに働かねば💦と覚悟した日のはなし。

電車に乗って横浜まで30分。 東京まで60分という場所で育ったわたくしと 進学のために地方からやってきた友達とは覚悟が違っていた。 ・・・歳の離れた兄が実家を継ぐだろう。 だから私は卒業したら東京で働いて結婚して・・・実家にはもう帰れない。 ・・・…

平副内閣相とやら。パパのオムツもマイナンバーカード普及で買える?

実家へ向かう道すがら、実父のオムツを探すためにドラッグストアをハシゴした。無いのだ。オムツはどこの店だってトイレットペーパーほどの在庫量は置いていない。しかしトイレットペーパーほど利用者は居なかろうが。「あのね、パパのオムツが買えないの。…

萩生田光一文部科学大臣さんとやら?こどもに向けたメッセージが無いのですが。

3月である。 震災の年に小学校入学をした息子が義務教育を終える。 9年前の入学式の時に教科書に添えられていたメッセージが今も忘れられない。 今ではその後の評価が下がってしまった菅直人氏だが、 こどもの視線に立って現状を伝えようとしてくれていた名…

他者を責めることにあるのではなく、他者のために何を奉仕するかにあると思います

第68、69代内閣総理大臣 大平正芳のことばである。 茜色の空 哲人政治家・大平正芳の生涯 作者:辻井 喬 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2013/03/15 メディア: Kindle版 私の履歴書 (1978年) 作者:大平 正芳 出版社/メーカー: 日本経済新聞社 発売日:…

センダンは双葉より芳し・・・くは無い。

センダンの木の実。 千もの実をつけ、花粉舞う空を背景に団子のように揺れている。 わたくしは介護系の職に就いており、この川沿いの道を通るたびに 【栴檀は双葉より芳し】と唱える翁を送迎していた。 息子の不登校初期であったその頃、ヤサグレていたわた…

リニア 立坑工事スタートの臭いがする。

長坂インターを下りて国道をスキー場に向かう道すがら、 車の流れが途切れず あちらへ横断できず こちら側で農具を持ったまま立ち尽くす翁を見て見ぬふりをして通り過ぎた、 あの光景がフラッシュバックした。 ・・・今から30年も前の光景だ。 それが今朝、…

一本のガランスをつくせよ!・・・by槐多

手袋は不要!上着も着ない! ・・・頑固な息子は受験の日の朝もそのスタイルを貫いた。 その代わり・・・所属中学の校章がプリントされた指定バッグをズルズルとトランクの底から引きずり出し、肩から斜め掛けにした。 深夜バスに乗り13時間かけてやってきた…

SpO²が普段の値から3~4%低下した時は体が苦しい!

マスクが苦しい・・・。 しかし、付けていないととめどもなく鼻水が垂れてくる。 マスクの下にティッシュで鼻栓をして仕事をしようとしたのだが、 顔を覆われた不快感が優位になり、感覚がおかしくなってくる。 手先がうまく動かずルーティンの仕事がはかど…

ひとつひとつ。だんだんと。バレるのではなく、大海にリリース。

「では来月は面談お休みで」 「そして次回3月でもって、この面談を終了としましょう」。 児童相談所には約1年半関わって貰っている。 ・・・息子の不登校をこじらせ、 ほどけないほど結び目が固くなった夏の朝のこと。 自室内側から板を打ち付け雨戸を閉ざし…

すべてを経験せよ、美も恐怖も。生き続けよ、絶望が最後ではない。

人生ってやつは、寒くて、えぐい。 終始温かな気持ちでは生き延びられないよ・・・。 父の体調がすぐれず、50キロ離れた実家と自宅を右往左往しているうちに 自分が相当やさぐれていることに気づいた。 そんなわたくしをよそに息子が鼻歌まじりに映画に行…

どういうワケか、そんな場面に出くわす率が高い

クロールみたいに両手をバタつかせ、ウオーッと叫びながら電柱に駆け寄ったが、ソイツは捕獲行動を止めない! カラスがオカメインコを鷲掴みにし、その喉笛に食らいついて離さないのだ。 手近な所にあった棒切れを掴み、カラスに向かい投げつけたが届く訳が…

本当に心から願っているか?西野先生の言葉が去来する・・・。

今朝、中三息子が告白した。 「昨日、模擬試験会場に行かなかったからサ」・・・サって?何? 入試前最後の模擬試験である。そんな大切な試験をやすやすと受けなかったとは何事だ? 咄嗟に言葉よりも早く手が出たわたくし。 ・みぞおちを下突き・・・もどき…

「それどころじゃないんだけど」、って思ってなかったか?

叔母にとって分身のような相棒猫が死んでしまった。 命のリレーのため、保護猫を飼おうよと薦めるが 「ブス猫じゃダメなの」「かわいくないと」と不貞腐れる叔母。 結局「あの子に勝る猫には出会えないのよ」と泣き崩れる。 解るよ、とわたくしが言葉にする…

本人の選択を支持し、この機会に託す次第ですっ!

1月も、10日が過ぎ去ったのか・・・。 すっごいジェットコースターに乗せられたかのように 時間が、ガーッと過ぎ去ってしまった。 こんな調子で時間が過ぎてしまったら反省も改心もする暇がなく今年も終わってしまいそうだ。 そうなる前に、書きとめておかね…

区間新だ! 館沢クンゆっくりしてね

箱根駅伝6区東海大の館沢亨次(4年)。57分17秒の区間新記録。これまでの区間記録を40秒更新した。ドッと倒れた彼の映像に重なる実況!走り抜きました!山を下った選手は今日から1週間練習に参加することすら出来ないダメージを負っています。よくや…

風が強く吹いている!乗れ!ハピル!

箱根駅伝107.5キロ。まだ幼かった息子を肩車し、躍動する若者の筋肉を応援するのが新春の習わしであった。「バンガレーっ!おにいさん、バンガレーっ!」(ガンバレ、だね)涙を浮かべて声援を送る息子の姿は周囲の涙を誘ったものだ。あれから10年。息子は立…

2020 川は流れて何処どこゆくの その流れが着くころには・・・

大晦日、買い物中のスーパー。父からの着信で携帯が震えた。 昨夏に機種変更して以来、父はメール、電話ともに操作方法に馴染めず。 以来すっかり疎遠になっていた父からの電話。 かるく舌打ちしながらレジを離れて電話をつなぐ。 ・・・変調だ。 「よし、わ…