不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

他者を責めることにあるのではなく、他者のために何を奉仕するかにあると思います

第68、69代内閣総理大臣

大平正芳のことばである。

 

茜色の空 哲人政治家・大平正芳の生涯

茜色の空 哲人政治家・大平正芳の生涯

 

 

 

私の履歴書 (1978年)

私の履歴書 (1978年)

 

 

 

当時、児童の目に映る

テレビの中に居る日本でいちばん偉いおじいちゃんは

早口にまくしたてる国会議員の中でダントツに実直に見えた。

ことばを正確に紡ぎだすための「あー」「うー」。

ゆっくりと、しかし着実に強い言葉を押し出し闘うおじいちゃんのアダナが

「鈍牛」。

大人にも意地悪があるものだ、と思ったものだ。

 

ここ数か月、40年も前の時代の政治家大平正芳氏を思うことがある。

日中国交正常化交渉

日韓交渉

環太平洋連帯構想

東京サミット

消費税導入へのかじ取り

ぺらっぺらじゃない。本物の。重厚な感じ。真実。見劣りしない。未来への正確なビジョン。着実で早い対応。

なんだか今日よりも洋洋とした日本がそこから見えていないか???

かなりの知識人だったに間違いない。

ブレーンの質も内外多岐に及び上等だったことであろう・・・。

しかし、野党、与党にも揶揄される孤高のおじいちゃんは

1980年内閣不信任案可決の際、
喧噪の中ゆっくりと周囲を見回し、丸い背を椅子にドッと沈めた。
壮絶だった。
そして日本のいちばん偉い人たちのザワつきは、児童であったわたくしの目に、かなりガッカリに映った。
絶対は、ないのだ。

 

人の本当の悦びは、他者を責めることにあるのではなく、他者のために何を奉仕するかにあると思います。

その心で時代を生きた大平正芳

いま彼が、舌足らずふうの早口で喋る現・第98代内閣総理大臣に進言するなら、どんなことばだろうか。

 

そしてわたくしから現・日本のいちばん偉い人たちへ。。。

国民のために働くお気持ちがありましたらぜひ早急にねがいたいのですがっ。

自分たちの感染恐怖に耐えられなくて国会休戦説とかかましてる場合じゃないッス!

新しいコロナウィルス検査キットが必要な人にはどこでも誰でも提供できるように!予算つけてサッサと動かして~っ

あと、国家予算でとりあえず体裁はどうでもいいのでユニクロに洗えるマスク作ってもらって安く回してください~っ

縫製部隊が必要でしたら深夜枠でよろしければ主婦層率いて参戦いたしますから・・・

困っています。ガッカリしています。わかりやすい対応をしてください。

児童が日本に失望しないように。嫌いにならないように。