不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

どういうワケか、そんな場面に出くわす率が高い

クロールみたいに両手をバタつかせ、ウオーッと叫びながら電柱に駆け寄ったが、ソイツは捕獲行動を止めない!

 

カラスがオカメインコを鷲掴みにし、その喉笛に食らいついて離さないのだ。

手近な所にあった棒切れを掴み、カラスに向かい投げつけたが届く訳がない。

ゆっくりとした羽ばたきで電柱から離れた親ガラスを

子ガラスが啼きながら追う。

その後を叫びながらわたくしが追い、

何事かと駆けつけてきたご近所さんが追いかけてきた!

 

「なに?どしたのーっ!」

「あいつを!カラスを叩き落してやるんだよ!」

 

藪に分け入るわたくしをひっつき虫が邪魔をする!間に合わない!!

 

f:id:kanimega:20200116171207p:plain行く手を阻んだ憎きひっつき虫

 

オカメインコの断末魔の叫びが林の中に響き渡り、子ガラスがわたくしを嘲笑うかのように啼きながら旋回し、飛び去った。

一瞬の出来事だった。助けられなかった。

 

肩で息するわたくしの背にご近所さんの言葉がかけられた。

「あなたの魂と一緒に暮らすご家族は、チョット大変そうね💦

いろいろな意味が込められているとは思うが、概ね、認めよう。

はい💦そうだと思います。

 

このような、わたくしの衝動的な行動は幼少の頃には母に愛されなかったし、今も夫に理解されているとは思わない。

先日の上段回し蹴りもどきは反省するべきところがあるが

 

kanimega.hatenablog.jp

 今日は狂女出没!とご近所に噂になろうとも反省はしないっ

 

藪に入る際に脱げて転げた靴の片方を拾い、ご近所さんに慰められながらオカメインコの飼い主を想う。ごめん、と想う。

 

帰宅し、事の顛末を息子に話した。

しばらくしたらお茶とクッキーが出てきた。

息子お気に入りの秘蔵クッキーが。

 

f:id:kanimega:20200116171309j:plainかわいいから食べられないと言って秘蔵されていたクッキー

 

息子は耳から食べた。

わたくしは赤い口から食べた。

 

カラスも遊び食いすることなく、きちんと食べて欲しい・・・。