不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

ジャージ姿の中学生集団を見ても心は荒れない。でもね、ニアサードインパクトだったよ。

わたくし今月お誕生日で。

もうこれ以上年を重ねたくない色々な理由を持ち合わせているので

「あら?」なんて誰にも気づかれたくないし、

「いくつになったの?」なんて聞かれても絶対に答えるものか!と思っているし、

ましてや「やだ!若い!そんな年に見えない~っ」などと

見え透いたお世辞を重ねられても困るばかりだ。

 

さらに身内からのお誕生日いじりは寂しいから苦手である。

単身赴任夫がラッピング省略で突き出すように渡してくれるなにがし。

実家の父がお年玉袋に入れて渡してくれるクタクタの1000円札。

母が夜中のテレビ通販で買ってくれたのであろう荷が届いたり。

そういう場面に出くわすのが、とても怖いのである。

 

わたくしを取り巻く環境はここ10年で目まぐるしく変化!

唯一、超絶恥ずかしがり屋の夫がラッピング包装を店員さんに依頼できないのは昔から変わらないが・・・

作業服のほつれや、傷んできたスーツを買い替えることなく自分で手縫いで修繕し、

穴のあいた革靴を100均の道具で直して着用している単身赴任の夫の日々を思うと心苦しい。

ひとりでは外出することが叶わなくなった父が手にしている貴重な現金。

その父の介護で家を空けられない母の買い物は、通販が増えた・・・。

 

背景を思うと今のわたくしは全力でありがとう、あふれ出る程うれしいよぉ、と、

幼児のようには気持ちを表わせない。

それぞれ自分のためにお金を使ってほしいのだ!

 

・・・そこへいくと我が家のセカンドインパクト(この場合アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の大規模災害ではなく、ジャイアンインパクト=夫の転職&単身赴任とし、

セカンドインパクト=父の病&介護)以降に物心ついた息子は、

情に流されることなく商人のようにしっかりしている。

かあちゃんは、あと50年は生きるだろうから」と、

祝い事先送り宣言をされてしまった。

 

 

・・・ところで息子よ!

君の不登校はわたくしにとってニアサードインパクトだわよね・・・。

ペインスケールで今、【不登校息子】のカテゴリーを測れば、

2くらいまで回復してきてはいるが。

 

kanimega.hatenablog.jp

…雨の音に勝るティンパニの音が頭の中で去来する。

…FFFFCC…