kanimegaさんの私生活って、いったいどうなっているの?全然見えないんだけどっ
・・・って、会社のヒトにいわれてしまった。
しかもチョビット怒っているような口調で。
夕飯とか作ってるの?
家族はどうなっているの?
子供は何歳なの?
入職してから半年が過ぎようとしているが、そんな事を話す余裕は無かったし
他の職員もわたくしに興味が無い様子だったし。
ザックリと今の家族構成と働いている理由と息子の年齢を伝えた。
すると、こうだ。
『息子、どこの高校に行っているの?』
『部活とかしているの?』
きたきた!話が長くなるからイヤなのだが仕方ない。
ザックリと昨春、他県の県立高校進学し昨秋に通信制高校のD学園に転校したと伝えた。
『なんでなんで?』『ひきこもりとか不登校とかで日々悩んでいるんですか?』
『たいへんな時期に息子を放っておいて大丈夫なんですか?』
敬語かっ!?不登校って、普段わたくしをバカ呼ばわりをして軽んじている人の言葉ま変えてしまうインパクトを未だ持っているのね💦
大丈夫か?それが解れば、こんなタイトルのブログは書いていないし・・・。
悩んでいるのか?そんな時期はもう過ぎている・・・。
それよりも、今のわたくしは、日々の生活のために労働し、賃金を得なければならないのだ。
不登校は、特別なことではない。気の毒でもないし、かわいそうな子とも思わない。
ただ、人生の遠回りを選ぶこの子の勇気に対し、この先、多めの幸あれっ!と願っていること。
不登校を経て進学し、今、再びわたくしの手が届くところに居る息子には既に義務教育を終えた健全な16歳として扱っており、これ以上、わたくしが手をかけることは無いと感じている。
と・・・そんなことを話した。
会社のヒトたちは一応に
「子供は親の背中を見ているからガンバレ」
だとか
「ジャンプする前の屈伸だよ不登校は」
だとか
「へいきへいき!」
だとか。
よく解らない好意的な言葉を寄せてくれた。
わたくしたち親子を不幸だと分類したからなのかなぁ・・・。
何をもって幸せというのかは、わからない。
この一週間、息子とわたくしが時間を共有し、心をシンクロさせたことを記しておく。
〇D学園で次年度からスタートするVR動画を観て次世代の学びの可能性に心を躍らせたこと。
〇月に1本観に行こうと決めている映画。今月は【ミナリ】を観に行って。「エヴァンゲリオンにすれば良かった」と共に同感して笑ったこと。
〇庭の一角にシジュウカラが作っている巣に対し、巣の場所のセレクトに涙が出るほど共感し、応援していること。
〇仕事を変えた母ちゃん(わたくし)には、この半年で〝先生〟ではなく〝応援する人〟になったことで沢山の学びがあったこと。
たくさんじゃない幸せのかけらを
きちんと拾い集めなきゃ!
今日の昼食は、息子と二人、セリを山盛にした蕎麦を食べた。
【ミナリ】を観たからできたメニューだ。