息子が久しぶりに遁走した。
約束があるにもかかわらず、意識的に外出していった様子がうかがえる。
しかしわたくしはもう、決めたのだ! 怒らない、待たない、期待しない。
だって、
去年のわたくしとは違うからね( ̄^ ̄)ゞ
不登校の子を持つ親として初心者だった去年のわたくしとは、違わなくては…ならないのだが…。
わかってはいるものの、不在の息子と連絡がつかない程度で表現しがたい倦怠感のようなモヤに巻かれ、ガックリする我が身の異常事態に呆然としてしまう。
...塞いでも、ふさいでも空気が抜けていくゴムボートのイメージが浮かぶ。
血を分けた息子とはいえ、自分以外の人間を導こうだなんて神さまや魔法使いじゃあるまいし、到底無理だと思い知る。
なにやってンだよ・・・わたくしは。このままでは転覆だっ!
息子には救命胴衣とオールを一本持たせてやろう。
それぞれの岸を目指して必死こいて漕いでいこうではないかっ!
君が不登校を重ねた先の時間をきちんと見据えているならば
きっとどこかにたどり着くだろう。
救命胴衣は母であり、オールは父の形見と思うがよい(生きているが💦)
。
そうだ!あれだ!シンドバッドの歌だ!
人生は冒険…らしい。
地図は無い…らしい。
だが君の心のコンパスに従って進めば
きっと宝が!!!
いつも幸運を祈っているんだがなあ。
足りない分は、お星様に託すことにしておく。