不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

ヒステリー球

f:id:kanimega:20200811153807j:plain喉が締め付けられるように感じる。

喉が重苦しく、何か詰まった感じがする。

 

大抵その症状が出てくるのは深夜で

その症状には、またか、と諦めながら。

それでも眠れない夜、はてなブログの皆さんを訪問して楽しんできた。

 

もともと肉が呑み込めなくて焼肉が嫌い。

BBQでも焼きに徹し、肉には手を出さないで生きてきた。

芋系の摂食も注意が必要で

焼き芋は目を白黒させながら水分を片手に食すことにしている。

・・・独居で年老いた自分が芋を喉に詰まらせてのたうち回り

絶命・・・そんな光景を思い描くことがあるほどである。

 

そんな体質を「メンドクサイ身体だな」と半ば呆れながら気遣い

肉を小さく切り分けてくれる。

そんな友達がいつの時代にも居てくれるわたくしは、幸せ者に違いない。

 

医療にもかかったことがある。エコーをしてみても何もない喉。

ヒステリー球と言うらしい。

確定診断と治療のために精神科への通院を勧められた。

ならば、いいや。と、その先の治療には進まないで放置してきたのだ。

 

一昨日の午後、クロネコヤマトが自宅前に停まった。

まさか・・・と思う間もなくインターフォンが鳴る。

「宅急便です」

 ではなく、

「荷物のお届けです。6個口と一つです」

と、お兄さん。

恐れていた事態の幕開け。1000キロ離れた息子の学内寮から返送されてきた生活用品たちだった。

衣類、書籍類、息子が寮で使うために自作したデスクトップPC。

たちまち玄関は大量の荷。

煮えくり返るわたくしのハラワタ!

入学祝に頂戴した様々な記憶とともにすべてが返送されてきた様相を前にし、

喉がぎゅうぎゅうと締め付けられた。

昼間にこんなですか!?さすがのわたくしも慌てた。

動悸もする!・・・とりあえずパルスオキシメーターで脈を計測してみた。

100超え!芋も不要。今なら逝けるかもしれん・・・。

 

次いでクロネコヤマトが、あろうことか、おかわりを配達してきたではないかい!

「2つです」

と、運び込まれたのはプチプチに包まれた自転車2台・・・。

普段使い用とクロスバイク

完璧に帰還モードではないかバカ息子っ( ;∀;)

失意を感じるのはどうしてなんだろうか?

息子の人生をわたくしの思いどおりに運転できるとでも思っていたのだろか?

どうにもこうにも ・・・。

 

ただ一つ、決意したことがある。

今日からは、

ここ数年、息子に注いできたパワーを自分に向けてみよう、と。

手始めにママ友以前の友達に会いに行こう、と。