わたくし、晩酌がやめられなくなってしまい危機を感じている。
しかし飲まないと台所に立てない。
飲み始めてしまえば、だいたい空腹を感じない。
喉の渇きを整えるように腹いっぱいアルコールを飲んでしまうからだ。
ヘロヘロになりながら野菜を刻み、
予定とはだいぶ違うおかずがなんとか出来上がり、
「ごはんだよ」と息子に声をかける頃には睡魔に襲われている。
あっ!またやってしまった!と気づきテーブルの上を見ると
不出来なチンジャオロースや、イカとカブの煮たのやらが
皿の中で油膜に包まれている…
そういう愛情のこもっていない料理には、我が家の不登校息子も箸をつけない。
月火水木金土と、冷蔵庫の中の作り置きおかずの類が増えていく。
土曜に単身赴任夫が帰宅しなければ、
それらを一気に闇鍋風カレーにリメイクする。
あるいは一食ずつ小分けし冷凍の上うやうやしく実家に持っていき
「ママ、いつもパパのお世話ありがとね!おかずの足しにしてちょうだい」なんて言いながら置いてくるのだ。
母の料理は厳しく塩分制限を守っているので、ナンチャラの素を使ったわたくしの料理は味覚を刺激して旨く感じられるのかウケが良い!
とんだ親孝行ごっこであるが、需要と供給バランスがここでやっと合致するのだ。
さて。飲酒ナシでは夕餉の支度が出来なくなったわたくしから端を発するこの一連の流れを分析してみたい。
いや、やめた!分析したとて、しばらく改善することはないだろう。
晩酌は行き詰った諸々の件に対しての代償行動だから。
今日は月曜日!暑かった!!
今日も上機嫌(を装って)にて外で仕事をし、周囲と朗らかに接しました!
板東眞理子先生!ご著書すんごく身に沁みました。
内容即実行しております。
明日は実家へ行く日!!!
もう一品、母に持っていくためにも飲まねばなりません…乾杯。