不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

母が見た木星。12年を振り返り、12年先がオモイヤラレル!

ストロベリームーンの横に可愛いキラリと光る星があってね、

あれは金星じゃなくて木星なんですって!!

・・・母が興奮気味に教えてくれた。

 

週に2度だった実家でのサポートは、ここのところ週1になっている。

 

 父の日常を一人で介護する母の暗い表情と愚痴を思うと

実家に到着する前からグッタリした気持ちになってしまいがちなのだが

この日の母はたくさんの美しいものを見て、また、ご近所の方々の優しさに触れ、

心がそれこそストロベリームーンのように丸くなっていたようだ。

そんな母の軽快なおしゃべりは止まらず…

その傍らで私の思考は別のルートを走り出していた。

 

・・・木星か。

木星は12年で天球を一周することから暦や十二支の成り立ちに貢献した星なんだったよね。12年って天の時間では瞬きほどだろうけど、わたくしたち人間にとっては莫大な時間。12年前に戻してやると言われたら、若さと快活さを取り戻せますよねっ!?ってんで悪魔に魂売ってしまうかもしれなーい! ・・・にしても12年。わたくしの両親と我が夫は、もう、干支一回転分も会っていないわけで(;´∀`) どんな理由でそうなっちゃったんだか思い出せないけれど、頑固すぎるでしょっ? 他所の人が聞いたらビビるわ! 12年経過して両家の親同士なんて年取りすぎて行き来はもとより電話で交信すらできなくなってしまった。星の歴史のように互いの実家は次の12年の間にきっと消滅していくであろう…。

 

とにかく!

わたくしは、恒星になれなかった!

〇〇おじさんに頼んでみましょう!とか〇〇おばさんにお伺いをたててみましょうだとか言われるような、そういう引力で一族郎党を従えて笑顔で束ねる力がなかった。

いや、まだ時間だけは残されているだろうか?

木星が天球を2回転するくらいまでの間に

陣内栄映画サマーウォーズにキーマンとして登場する婆ちゃんである)

もどきの婆ちゃんに…近づけるだろうか?

 

サマーウォーズ

サマーウォーズ

 

 

ああも、こうも無いのだが

今週も母が元気!だから父の健康も保たれる。

あれ?この場合、母恒星で父とわたくし惑星かなぁ?

やれやれである。