不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

実家の母は、ため込まないっ!

f:id:kanimega:20191212022953j:plain実家の母は,ため込まない。

毒は即吐く。

眠れない夜に観ていた通販番組で気に入った商品は即買い。

そして気に入らなければ惜しげもなく誰かにプレゼント。

着ない服は雑巾に。

見渡す限り、紙ごみナシ。

台所にゴミ箱は無く、発生した生ごみコンポストまたは勝手口脇のゴミ箱へ。

 

先日、恐る恐る納戸を開けてみた。

確か、ここに古いアルバムがあったはずだが・・・はい!ありませんでした!!

もちろん卒アルも無い。そんな母のもとに置いて巣立ったわたくしが悪い。

 

ただ、見てみたくなったのだ。記憶の端っこにある写真を。

母が「今度の正月は女だけで集いたい」と言うもので、女だけで、の本意を探るうちに幼少の頃の記憶に行きついたのだった。

 

母方の祖母、叔母、母、わたくし、妹の5人。揃いの柄のスカートを着て伊豆に旅行に出かけた夏があった。

旅行に合わせて手作りしてもらったスカート!準備の段階から皆で存分に楽しんだ。

目当ての写真には、女5人の華やいだ笑顔が収まっていたはずだった。

日傘の祖母、厚底サンダルの母、そして叔母と妹の顔には今は消失してしまったエクボがあった。

 

母の言うところの「女だけで」というのは、あの日の記憶につながるのではないかと推測する。

皆で。女だけで。祖母の思い出話をしながら過ごしたい、と希望する母の

ストレートな願いを叶えるべく・・・妹とわたくしのスケジュール調整は続いている。