午前11時30分。 赤信号の先に 息子と同じ制服を着た男子中学生がうずくまっていた。 その傍らで彼の母親とおぼしき女性が立ちすくんでいた。 事故ではない! 彼は制服を身に着け、靴を履き、通学路をここまで辿ってきたものの これ以上は進めなくなったのだ…
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