出勤前、朝の慌しさのなか、
息子が小洒落ている様子に気づいた。
聞けば、今日、幼稚園時代からの友達が3人遊びに来るのだ、というではないか!
なんというレアな朝だろう…
息子には友達が居たんだ!
訪ねて来てくれるんだ!
え?早く言ってよ!冷蔵庫にも納戸にもおもてなしできるような食品は何も無いし。。。
そうだ!みんなで昔みたいに庭で火を焚いてカレー作りなさいよ。
テキトーに楽しく自由に。
じゃ、ね!
…と言って後ろ髪を引かれる思いでバタバタと出勤してしまった。
ホントは息子の友達に会いたかった!
息子が友達と笑っている姿を見たかった!
すごく!!
19時。
もしかしたら自宅はまだ、若者たちの活気でドッカンどっかん割れんばかりの賑やかさかも?ラーメン食べに連れて行っちゃおうかしら?と期待しながら帰宅したが既にも抜けのから…
部屋もキレイに片付いており、賑やかな痕跡は無かった。
4月からそれぞれ大学生になる若者たちそれぞれは金も無くて、
火を焚いたもののカレーを作るでもなく
七輪でコンビニパンを炙って食べながら暗くなるまで喋っていた、
のだそうだ。
あー。会いたかったな。