翡翠色のワンピース👗を纏い横たわる彼女の目は
二度と開かない。
二度と凹まないエクボと
彼女と話した時間を思い出す…
今年3回目の葬儀参列は
友達を送るためのものだった。
この人を母として育ち、2年に及んだ闘病に寄り添ってきた息子さんの成長と、
「まだね、1日に2回は泣いちゃうんです」
と言う夫君の素直さに
彼女が駆け抜けた幸福な人生を見せつけられた。
ご馳走さま、だ。
この子に
母がいない朝が明けていく。
この人に
妻がいない朝が重なっていく。
彼女がいない、という気づきを
喪失感にしたくない!
重ねていこう。こんな人に出会えるギフトがまたあるかもしれない。臆せず進もう。