不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

玉葱の葉が倒れたよ、今年は早いな

「kanimegaさん、あなたに、働かなけりゃいけないワケがあるの?」

・・・いやはや。またですか💦

新しい職場に就いてから半年、この手の質問をされるのは3回目だ。

 

みんな理由があるから働いているんだろうと思うのだが・・・。

遠巻きに【この職場では使い物になりません】という死刑宣告だろうか???

それとも、わたくしが私生活を語らないから、なのだろうか?

 

そもそもわたくしは、自分語りが苦手だ。

もともとそうだったワケではないが、近年、どんどん苦手になってきている。

これって、脳の伝達系の働きが落ちている証拠なんですってね・・・。

そして今の職場にはわたくしの主観や自分語りは求められていない。

だから話す必要が無いので、話さない。

職場の人々はご自分のことを人間観察のプロフェッショナルだと自信をもっているから、もちろんわたくしの人間性も分析済みで、【kanimegaは、こういう人】と分類して共有しているのだ。

 

だが、しかし、わたくしは・・・人は多面体だと思って接している。

こういう人だから、こういう行動をする、というパターンとしての分類はできたとしても、それが必ずしも正しいワケではないではないか。

既成概念にとらわれて、こうだから、こう、と、

何でもかんでも結びつける考えには疑問がある。

 

で、先ほどの

「kanimegaさん、あなたに、働かなけりゃいけないワケがあるの?」の問いの答えには、「はい」とだけ答えた。にこやかに。いや、マスクに隠れた口元には笑顔は無かったはずだ。

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働く理由は、この庭を自分のモノとして守っていくため。

家なんか、子育てを安全にする場のための巣なんだから、子供が育ったら手放したっていい。無理するな!

そんな忠告をしてくれる友人もいる。

確かになるほど。

だがしかし。

わたくしは、庭いじりが好きなのだ。季節の彩が励みだ。

ベランダで口角を上げた月を見つけるのが好きだ。

 

玉ねぎの葉が倒れた。次の休みには収穫だ。

トマトが終わり、秋茄子が終わってダメと思ったときには

生活を仕切りなおそう。

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