不登校息子+親介護+単身赴任夫=思秋期なあたくし。

怒涛のようにやってきた不登校と介護と夫の単身赴任の荒波を、更年期のあたくしがサーフィンする日々の記録です。

自分のために働いているのだ

仕事は、家族と共に生きていくための手段だったはず。

だけど最近なんだか仕事をしていると、申し訳なさでいっぱいになるのだ。

 

〇実父の世話を母と介護保険のルールに託して、自分は日々の支援をしていないこと。

〇この一年、さまざまな理由を見つけて夫の実家の両親の世話から一切手を引いてしまったうしろめたさ。

〇再び引きこもろうとする息子を牽引していくパワーが貯まらないうちに、息子の旬が瞬く間に目減りしていくこと。

〇できる限りの労働で家計を援護射撃するつもりでいたが焼け石に水

〇しかも家事労働が行き届かず、赴任先から帰宅した夫は週末、無言で掃除をしまくっている💦

 

働く時間を増やしたとて、家族のハッピーは増えないことに気づいた。

 食卓を家族と囲む機会が減ったのは、コロナのせいばかりではない。

わたくし自身が今、家族に顔向けができない心理状況なのだ。

働けば働くほどにダダ下がりする自己肯定感がますます自分をみすぼらしくする。

 

だめだこりゃ!

ひとつずつ足枷を軽くしていかなければ潰れた中華まんじゅうから飛び散る餡のようにドロドロのダクダクしたものがわたくしからはじけ出てきそうだ!

デトックスが必要だ。

 

まずは、息子だ!コイツのことが、いちばんわたくしの中で苦い!

・・・と思い、息子が【9歳の壁】の前に立ち尽くした7年前からお世話になっている臨床心理士の先生に連絡をした。

「そろそろ電話がかかってくる頃だと思っていましたよ、お母さん!」

そう軽やかに笑う電話の先の心理士先生の気遣いが嬉しかった。

 

次に自分のガス抜きだっ!このままでは心が酸っぱくなってしまいそうだ!

本屋へ行こう。そして欲しいと思った本に手を伸ばして好きなだけ購入してみよう。

帰りに自分の保険証を使って遠慮なく病院を受診してこよう。

 

仕事は自分の成長のために日々を重ねていく場としてキープしよう。

時間をお金に換算するのはやめよう。

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つづきは、それから。